美容室の内装デザイン計画。
RC壁式構造の躯体が田の字に空間を分節しています。現況、その躯体がむき出しの状態。
まずは、その力強い十字の躯体壁をそのまま表しで表現することにしました。
次に、その力強さとは対象的に新たに挿入する壁は繊細な存在として配置。
高さを小さくし、且つ力強い躯体に絡み合うカタチにすることで分節しがちな空間を繋いでいきます。
また、素材やテクスチャーの違う白とすることで、場を統合しつつも多様な雰囲気を演出。
「力強いRC躯体壁」と「繊細な新設壁」が互いに関係しあいハーモニーを生み出しています。
設計:天野寛志建築計画事務所 天野寛志
施工:美和建設株式会社 荒木秀隆
写真:+tic 鈴木陽一郎
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