新潟旅行_建築(長谷川逸子氏 新潟市民芸術文化会館)

今回の旅行、妻をもてなすということから建築探訪はしないつもりでいたけど結局ちょっとだけ探訪してしまった。。。

焼津出身の長谷川逸子氏が手がけた新潟市民芸術文化会館(1998)。
三つのホール(コンサートホール、シアター、能楽堂)をどうクロスオーバーさせるのか、また都市の中に庭園をつくることがデザインの主要なテーマだったようです。



ホワイエにてホールの外形を認識させ、且つ歩道を帯のように絡ませていて、力強くダイナミックな雰囲気を感じた。




ベンチなどの什器は、ポストモダンの時代を感じるデザイン。いまではこの記号的で無機的な感じが新鮮。


屋上庭園からの眺め。信濃川を望め、原っぱにいるような晴れやかな気分にさせてくれるところだった。

最後に、寒冷地にガラスファサードの建築とは何事だといわれていた時代に挑戦していかれたから、いまのガラス建築があるのだと認識しておかねばと思うのでした。