日本の家展 

秋にみにいった 日本の家 1945年以降の建築と暮らし について。 
専門的なことを噛み砕き、一般の方が楽しめることを意識した展示構成。
たとえば、カッコイイなど物としての存在のありようの見方だけでなく、生活の姿がみえる点。
個人的には篠原一男設計の上原通りの住宅の施主の言葉が聞けたのは印象的。
使い勝手は悪いけど、この空間が良いんだよねと。
そして、こういう展示をもっともっとやってほしいなと思った次第。

ところで、研究を含めた専門性があることで、社会が豊かになったことは沢山あるはず。
ただ、昨今その専門性が実用性に直結していることが見えないと一般社会からはけむたがられる存在になっている。
そして、世の中いろいろなモノやコトに溢れているので、昔からある分野はその存在が特に危うい。 
だから、いまその専門性をまずは知っていただくことがどの分野でも必要ではないかと思っている。建築もその一つ。
今のボクの立場ではやれることは限られるけど、ブログで建築の魅力を話していきたい。
そのためには、もっと勉強せねばなのだが。。。(笑)

それと、効率ばかりを重視しすぎると、思考が貧相になってしまうように思っている。
役にたつのかわからないけど、遊びも続けていると何かは生れるだろう。それも大事にしていきたい。