Portugal_Overseas training 12_建築4_ポルト大学建築学部2

■Portugal_Overseas training 12_建築4_ポルト大学建築学部2
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外部のつづき。
いわゆる顔となる側のデザインは、中庭側とは違う表情をしていた。まず、建物を分節して住宅のような小さなスケールに(一塊よりもリズムがとれる/違うダイナミズムが生れる)。またそれぞれの建物の高さは奥にいくほど高くしてある(恐らく遠近感を出すために)。そして、窓や庇のありようを建物ごと変えている(そのありようは内部側からの要請が強いと思われる)。

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さて中庭の広場に戻って。この閉じつつ開く、開きつつ閉じるの状態がたまらない。外部の自然(近景の隣地擁壁や樹木と遠景のポルトの街並)を巧みに取り込んでいる。そうしたことで逆に建物もみつめたい気分にもなる。

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さらにマニアックなことを。
建物のトップラインと、その手前にある石積擁壁とスロープのトップライン。共鳴させるべくわざわざ揃えていることを発見。素材や色は違うけど形体を揃えることで連続感を生み出そうとしているのではないかと!
はたまた、別の場所の舗装。目地割りを途中で変化させているこを発見(目地割りのデザイン大事!)。なかなかに細かい!


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観察すればするほど発見があり、書きたいことはまだまだあるけど、外部は一端終了。 この後、内部へつづく
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