Portugal_Overseas training 33_建築18_サンタ・マリア教会1

■Portugal_Overseas training 33_建築18_サンタ・マリア教会1
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長々と記録を続けてしまったけれど、シザが手がけた教会と現代美術館で旅の記録を〆たいと思う。
まず、ポルトから東へ電車+徒歩で片道2時間ほどかかるマルコ・デ・カナヴェーゼスにあるサンタ・マリア教会について。
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建築学部や現代美術館と違い、寡黙でシンボリックな佇まいで建物が建っていた。
教会というシンプルなプログラムからきていると思う。
だから、シザ特有のパースペクティブな形態、天井操作、アクロバティックな光の要素はみられなかった。
ただ、その象徴性ゆえに、こちらもまた惹かれてしまった。
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混沌と多様で雑多である日常。それに対して統一やシンプルな状態になると必然的に非日常にむかう。
外部の雰囲気はいたって素っ気無い。そして、シンメトリーな形態であるからシンボリックにみえ非日常感が漂う。
だけれども、巾木ともとれる腰壁が面白く扱われている。
外観からはそれほど伺えしれないぐらい、内部はとぎ澄ましたミニマリズムではなく、幾重にも楽しさ柔らかさを備えていた。 振り返ると、外部の装飾は内部へ導入する前の序章として扱っているように感じる。
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