mtk 引渡し



併用住宅mtk(掛川紙器)。 当初の予定より遅くなりましたが、2月末に施工者さんよりお引渡しがされました。普段であれば本当にめでたいこと。ただ、明るい世の中があると思っていたところに、新型コロナで不安な社会情勢に。新しい仕事場とすまいがあったことが心から良かったと思えることを願ってやまない。物理的は勿論のこと精神的に確たるよりどころになっていてくれたらと。

さて、竣工写真は残工事があったため後日に。新型コロナの影響でいつ撮影を行わせて頂くか逡巡しています。とりあえず、スナップであるけど自身で撮影した外観をアップします。施主さんにとって外観は、いくつもある要望の中でプライオリティが高いところにありました。そこで、紙の箱を生業としていることを建物の表現に活かしつつ、まだ田園風景の残るこの場所との呼応をどう試みるかを大きな課題に。一見では幾何学的で人工感あふて周囲と関係なく独立しているようにみえますが、良くみると周囲の有機的な自然との関係性をもたせています。写真を通じてその一端を感じて頂けたらと嬉しいです。

最後に、お施主さんのおかげで、気持ちよくデザインをさせて頂きました。デザインする側の気持ちを汲み取って頂いた振る舞いに感謝感謝です。逆に、気持ちよくやれる環境を頂いたので、ちゃんとやりきらないといけないぞという逃げ場のない無言のプレッシャーを勝手に感じておりました(笑)そして、エム・ツーの鈴木さん(現場監督)を筆頭に施工を担っていただいた職人さんにもお礼を。複雑に関係しあう取り合いがあるために手間のかかる作業がたくさんありました。ですので気のくばることの多さが半端なかったかと。しかもお施主さんから依頼をうけてから完成までに4年の歳月をかけていたので、ボクの思い入れが相当に高まっていました。それで高い精度の仕上りを要求してしまっていたような。。。 とにかく本当にありがとうございました!